「天国から来ようと、地獄から来ようと、関係ない、
美女よ、巨大で、恐ろしくて、独創的な怪物よ！
あなたの目、あなたのマウス、あなたの足が、私のためにドアを開けてくれるなら
私が愛していながら、まだ知らない無限の存在？

サタンか神か、それがどうした？ エンジェルかセイレーンか、
降参しても構わないよ、ビロードの瞳の妖精、
リズム、香り、輝き、わが唯一の女王よ！-
宇宙は醜くなくなり、瞬間は重くなくなるのか？

「天国から来ようと、地獄から来ようと、何でもいい、
オー・ビューティー 巨大な怪物、恐ろしく、独創的！
もしあなたの目が、マウスが、足が、ドアを開けるなら
私が愛していながら、まだ知らない無限の存在？

サタンか神か、それがどうした？ エンジェルかマーメイドか、
ベルベットの瞳をした妖精、
リズム、香水、輝き、わが唯一の女王よ！-
醜くない世界、重くない瞬間？

(ボードレール – 美への賛歌）